長手数の要因とは? わかりやすく解説

長手数の要因

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 22:51 UTC 版)

ミクロコスモス (将棋)」の記事における「長手数の要因」の解説

知恵の輪(上)と馬鋸(下) ミクロコスモス1000手を超えた要因として、多く長手数のための趣向組み合わせたことが挙げられる具体的には以下のようなものが使用されている。 駒位置変換 盤上の駒を取り、玉方に取らせて別の場所に合駒として打たせる。この一連の手順により、盤上の駒が通常なら動けない位置移動する持駒変換 空き王手などを利用し合駒などを取ることによって、持ち駒変える手順。この作品では、歩または香車桂馬変換している。 知恵の輪 千日手を含む手順利用して局面少しずつ変えていく手順。 右の図の上部において、▲2一と左△3二玉▲3一と左△4二玉▲4一と右△3二玉▲3一と右△2二玉 のような手順を行うことで玉を自由に誘導することができる。 ミクロコスモスではこの手順を利用して駒位置変換馬鋸適した位置に玉を誘導している。 馬鋸 馬(竜馬)をジグザグに動かしていく手順。この作品において、上の3つの趣向はすべてこの馬鋸のために行われている。変化手順での打ち歩詰め回避するため、特定の条件そろわないと馬が移動できないミクロコスモスで馬は右の図の下部のような軌道をたどる。1マス動くために何度も駒位置変換繰り返しており、▲9九→▲8八→▲7七→▲6六 と移動するのにそれぞれ300手以上かかっている。 右の図では省略したが、持駒変換は盤の左上行われている。盤面分割しそれぞれの趣向使用する所を独立配置したことが成功の要因であるとも考えられている。

※この「長手数の要因」の解説は、「ミクロコスモス (将棋)」の解説の一部です。
「長手数の要因」を含む「ミクロコスモス (将棋)」の記事については、「ミクロコスモス (将棋)」の概要を参照ください。

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