長円寺 (足立区)とは? わかりやすく解説

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長円寺 (足立区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/10 08:55 UTC 版)

長円寺
所在地 東京都足立区千住4-27-5
位置 北緯35度45分12.6秒 東経139度48分20.4秒 / 北緯35.753500度 東経139.805667度 / 35.753500; 139.805667 (長円寺 (足立区))座標: 北緯35度45分12.6秒 東経139度48分20.4秒 / 北緯35.753500度 東経139.805667度 / 35.753500; 139.805667 (長円寺 (足立区))
山号 月松山[1]
院号 照光院
宗派 新義真言宗[1]
本尊 薬師如来
創建年 江戸時代初期
開山 雲海
別称 からたち寺
札所等 荒川辺八十八ヶ所霊場47番札所、荒綾八十八ヶ所霊場62番札所
法人番号 9011805000175
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長円寺(ちょうえんじ)は、東京都足立区にある新義真言宗寺院

概要

江戸時代初期、出羽国湯殿山行者の雲海によって開山された。雲海が持っていた薬師如来像が本尊である。定朝の作といわれ、秘仏となっている[2]

かつての境内は広く、山門から一直線に延びる道は、境内の中の参道だったという。その参道に沿ってカラタチ生け垣が続いていたことから「からたち寺」の異名を持つ[2]

境内には、魚籃観音堂があり、魚籃観音が安置されている。元々は隣の氷川神社御神体(本地仏)だったが、明治時代神仏分離で当寺に移された[2]

めやみ地蔵

山門の左側にあるお堂。子育と眼病平癒に効果があるので「めやみ地蔵」と呼ばれている。「むかい目」という独特のデザインによる千住絵馬が多く納められている[3][4]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b 新編武蔵風土記稿 千住町四町目.
  2. ^ a b c 足立史談会 編『足立区史跡散歩 (東京史跡ガイド21)』学生社、1992年、65-66p
  3. ^ 千住文化普及会『千住宿歴史ウォークガイドブック』千住文化普及会、2018年3月、64頁。ISBN 9784990703332 
  4. ^ 『江戸・東京歴史の散歩道6』街と暮らし社、2003年11月25日、63頁。 ISBN 4901317067 

参考文献

  • 足立史談会 編『足立区史跡散歩 (東京史跡ガイド21)』学生社、1992年
  • 「千住町四町目 長圓寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ136足立郡ノ2、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763997/31 

関連項目




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