鉄道車両の両開き扉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/12 10:21 UTC 版)
現在の日本国内で使用されている鉄道車両においては、路面電車や荷物車・貨車での採用が先行した。1960年代ごろまでは大部分の通勤形車両は片開き扉であったものの、両開きにすることで扉の有効開口寸法の拡大と開閉に要する時間の短縮が期待できるため、その頃からの新造車両の大半は両開き扉となっている。ただし、京浜急行電鉄のように、扉の幅よりも扉の数を増やした方が得策として、他社よりも遅くまで片開き扉の採用を続けていた事業者も存在する。特別料金を徴収する特急形車両においては、両開き扉が採用されている車両は日本においては少数である。
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