鈴鹿峠の信仰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 19:21 UTC 版)
もとは鈴鹿山の神を鈴鹿姫と称して鈴鹿峠の東西や峠上に祀っていたものと考えられている。鈴鹿の地は斎王の群行が途中に設けた鈴鹿郡の頓宮が置かれ、豊かな水に恵まれていたことから斎宮が禊を行う鈴鹿禊の聖地であり、のちに巫覡の徒(修験山伏・陰陽師・巫女)が祓えをおこなった神聖な地となった。 山田雄司は、のちに斎王群行が鈴鹿峠を越えるようになると伝説的斎王とされた倭姫命を鈴鹿姫とみなして祀るようになっていったものと推測している。
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