金森建策とは? わかりやすく解説

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金森建策

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/10 10:42 UTC 版)

金森 建策(かなもり けんさく、生年不詳 - 文久2年5月1日1862年5月29日))は、幕末洋学者松江藩士。

生涯

備中国(現在の岡山県)に於いて生まれたが、生年は不明。は錦謙。は鳶巣と名乗った。若くして長崎に出て蘭学を学び、のち江戸に出て坪井信道の門下となる。

嘉永2年(1849年)、松江藩の蘭学御用として召し抱えられる。また幕府砲術師範の下曽根金三郎の賓客となり、下曽根の塾である膺懲館において西洋兵学書の翻訳を行った。

反射炉のテキストとなった『鐵熕鋳鑑』や『雷火銃新書』などの翻訳書を刊行した。マシュー・ペリーの来航を記録した『威遠譚筆』や『竹島図説』などの見聞録も著した[1][2]

脚注

  1. ^ コトバンク 金森建策
  2. ^ 「八右衛門、金森建策、松浦武四郎の「竹嶋之図」について」 杉 原 隆



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