金峰神社 (美濃市)とは? わかりやすく解説

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金峰神社 (美濃市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/17 00:50 UTC 版)

金峰神社
所在地 岐阜県美濃市片知猿洞
位置 北緯35度35分50.43秒 東経136度54分40.29秒 / 北緯35.5973417度 東経136.9111917度 / 35.5973417; 136.9111917
主祭神 蔵王権現
社格 村社、銀幣社
創建 天暦年間
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岐阜県関市高賀神社にある「高光公とさるとらへび」の像
山麓から望む高賀神社の鳥居高賀山

金峰神社(かねみねじんじゃ[1])は、岐阜県美濃市片知にある神社。『高賀山信仰』における中心となる社(高賀山六社)の一社である。

概要

高賀山を囲む高賀山六社の1社で、板取川長良川の支流)の支流の片知川沿いにある。

なお周辺集落では金峰神社(かねみねじんじゃ)と呼ばれる。

祭神

※ 実際の御神体は、阿弥陀如来十一面観世音菩薩地蔵菩薩であるという。また、3体の仏像の脇には金剛蔵王天部が祀られている。

由緒

社伝によると、天暦年間(10世紀中頃)、この地に妖怪さるとらへびが住み付き、村人に危害を加えているのを聞いた朝廷が、藤原高光をこの地に遣わした[2]。高光が最初にさるとらへびを見つけたのがこの地とされる。このことから地名を「形知」(現在の片知)と名づけ、形知の社として創建したのが始まりと伝わる。後に高賀山一帯は、美濃国の霊山として崇められた。修験道の影響を受け、江戸時代以前に蔵王権現社に改称する。明治時代初期、金峰神社に改称する。これは奈良県金峯神社に由来すると伝わる。

高賀山六社

高賀山を主峰とした山(瓢ケ岳、今渕ケ岳、片知山など)の山麓にあり、高賀山を囲む6つの神社。かつては六社めぐりという、この6社を尾根伝いに1日で歩いて巡る苦行が存在した。

交通機関

脚注

  1. ^ 金峰神社詳細 - 岐阜県神社庁”. 2022年10月30日閲覧。
  2. ^ 承平3年(933年)の説もあるが、藤原高光の生誕年との矛盾がある。

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