野村実 (医師)とは? わかりやすく解説

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野村実 (医師)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/20 03:59 UTC 版)

野村 実(のむら みのる、1901年2月16日 - 1996年2月19日[1])は、日本の医師シュヴァイツァー研究家。

東京生まれ。1925年九州帝国大学医学部卒。1934年東京で結核病院を開業。1951年白十字会村山サナトリウム院長。1954年アフリカにシュヴァイツァーを訪ね、翌年のノーベル賞受賞に随行した[2]。1959年東京コロニー理事長。キリスト教海外医療協力会会長。1970年日本シュヴァイツァー友の会会長[3]

著書

  • 『人間シュヴァイツェル』岩波新書 1955
  • 『シュヴァイツァー博士を語る』白水社 1961
  • 『診療の眼』川島書店 1970
  • 『医療のこころ 病む人にむきあう倫理』川島書店 1978
共著
  • 『シュバイツァー 原始林の聖者』武藤甚太郎共著 武部本一郎岩崎書店 少国民の偉人物語文庫 1962

翻訳

  • アルベルト・シュヴイツェル『水と原生林とのはざまにて 赤道亜弗利加の原生林に於ける一医師の経験と観察』向山堂書房 1932 のち岩波文庫「水と原生林のはざまで」
  • アルベルト・シュワイツェル『イエス 精神医学的考察』みすず書房 1951
  • シュワイツェル『ランバレネ通信』横山喜之共訳 新教出版社 1954
  • 『アルベルト・シュヴァイツァーの世界』エリカ・アンダースン写真 ユージン・エクスマン解説 白水社 1957
  • 『シュヴァイツァー著作集 第3-4巻 ランバレネ通信』白水社 1957
  • アルベルト・シュワイツァー『平和か原子戦か』白水社 1958
  • チャーリー・メイ・サイモン『人間はみな兄弟 青少年のためのシュヴァイツァー伝』白水社 1959

脚注

  1. ^ 『人物物故大年表』
  2. ^ 『人間シュヴァイツェル』
  3. ^ 日本人名大辞典



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