重大な破損箇所の発覚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 03:23 UTC 版)
三好橋が完成してから60年後の1987年6月に、橋を吊り下げているメインケーブルを固定しているアンカレイジの付近において、メインケーブルが腐食によって一部破損していたことが発見された。調査の結果、メインケーブルの強度は健全であった時と比べると半減していると推定された。吊り橋においてメインケーブルというのは橋を支える命綱に当たる物であり、これが完全に破断した時に、三好橋は崩落すること意味する。これを受けて、車両通行止めの措置を講じた上で、三好橋を今後どのようにするかの検討がなされた。なお、橋桁(補剛桁)の部分などについては、部分的な腐食こそ見られるものの、概ね健全性を保っており、未だ使用可能な状態であることも調査によって判明した。
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