都城の構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 16:01 UTC 版)
故城の中心には中央大道が貫き、城内を東西2つのエリアに分けていた。東エリア中部は周囲を塀で囲まれた官府エリア、西エリアと城域北部は寺院エリアで現在でも50余の遺跡が確認できる。その最小のものは1平方メートル、最大の寺院は南北に88メートル、幅が59メートルで面積5200平方メートルもの南北朝期の寺域が現在でも確認できる。北部エリアには101基もの仏塔が整然と残されており、小さい方塔が25基ずつ4組を構成し、中間に大きな方塔が1基ある。 南の城門から故城に入り、甕城を経て幅10メートル全長350メートルの南北大道がある。これが交河故城の幹線道である。東側には崖下へ通じる城門があり、大道の北部は最大の寺院と通じている。
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