郡域の鉄道史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/07 09:05 UTC 版)
1847年にはすでにハノーファー国営鉄道のハノーファー - ブレーメン線が郡内を走った。ラングヴェーデルでこの路線から分岐し、ゾルタウ - ユルツェン(- シュテンダール - ベルリンまたはマクデブルク)へ向かう「アメリカ線」と呼ばれる支線が造られ、1873年にブレーメンからの列車が運行を始めた。 郡北部では、ケルン=ミンデン鉄道会社が1874年に2つの港湾都市ブレーメンとハンブルクを結んだ(ロル鉄道)。 これらの路線間を結ぶ郡内初の鉄道は1928年にドイツ帝国鉄道が開通させたフェルデン - ローテンブルク (ヴュンメ)(当時はローテンブルク・イン・ハノーファー)間を結ぶヴェーザー=アラー鉄道である。 プロイセン国営鉄道は1904年にフェルデン近郊のヴァーネベルゲンからシュヴァルムシュテットまでアラー川沿いに遡る支線を開通させた。 フェルデン - ヴァルスローデ鉄道GmbHも1910年にゾルタウとハノーファーを結ぶ路線の営業を開始した。この路線の一部(フェルデン - シュテンメン間)は保存路線となっている。同じ年にブレーメン - ハノーファー鉄道AGのブレーメン=フッフティング - レーステ - リーデ - テディングハウゼン線が開通した。この路線も現在は保存路線となっている。 総延長 118km に達した郡内の鉄道路線のうち、以下の 38km が1936年から1969年の間に廃止された。 1936年: シュテンメン - オターゼン - ヴァルスローデ 4 km 1955年: ブレーメン=フッフティング - レーステ - テディングハウゼン 8 km 1966年: ヴァーネベルゲン - フュルゼン - レーテム 14 km 1969年: ヴェルデン - シュテンメン 12 km このうち 20 km は保存路線として運営されている。
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