邸宅跡から出土した仮名墨書土器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 07:46 UTC 版)
「藤原良相」の記事における「邸宅跡から出土した仮名墨書土器」の解説
平成24年(2012年)に平安京内に存在した良相の邸宅跡(現在のJR二条駅西側京都市中京区)から、平仮名が墨書された土器が発掘された。 一流の文化人が集うサロンであった事が想定される良相邸跡でのこの発見は、9世紀後半の京洛での貴族階級における平仮名ないしは国風文化の広まりを示す貴重な発見である。 即興的に詠んだ歌を平仮名でササッと私的に記すのに用いたと考えられ、平仮名は女性が書くものだったとの従来の説を覆す可能性があり、貴重な発見である
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