選別・焙炒・分離
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 13:53 UTC 版)
到着したカカオ豆は選別機(クリーナー)を通され、篩(ふるい)や送風機の風、磁石などによって異物を除かれ、人の目視によって最終選別される。ビーンズロースト法(豆ロースト法)ではこの後、焙煎機(ロースター)で熱風を当て、コーヒー豆と同じように焙煎される(但しコーヒー豆の焙煎温度は230-250℃、アーモンドやピーナッツでは170-180℃、カカオ豆の場合は110-150℃である[要出典])。焙煎の済んだカカオ豆は粗く粉砕され、風選機(ふうせんき)(セパレーター/ハスカー/ウィノワー)によってハスク(外皮)と胚芽を取り除かれる。ハスクを取り除き、粗く粉砕されたカカオ豆は、カカオニブ (cacao nibs)と呼ばれる。
※この「選別・焙炒・分離」の解説は、「カカオマス」の解説の一部です。
「選別・焙炒・分離」を含む「カカオマス」の記事については、「カカオマス」の概要を参照ください。
- 選別・焙炒・分離のページへのリンク