適合級(コンフォーマンスクラス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/28 15:42 UTC 版)
「OSEK」の記事における「適合級(コンフォーマンスクラス)」の解説
OSEKでは、OS機能の理解を容易にするためや、OS機能の部分的な実装を可能とすること等を目的とした、適合級(コンフォーマンスクラス)と呼ぶ機能の部分集合(サブセット)を用意している。 コンフォーマンスクラスには以下の4種類がある。 BCC1:基本タスクのみ。各タスクは異なる優先度を持ち、タスクあたりの起動要求と優先度あたりのタスク数に制限あり。(逆に言えば、一つの優先度には一つのタスクしかないため、タスクの待ち状態がない設計ができる。) BCC2:BCC1に加え、1優先度あたりの複数のタスクおよび多重起動要求が可能。 ECC1:BCC1に加え、拡張タスクが利用可能。 ECC2:ECC1に加え、1優先度あたりの複数のタスクおよび多重起動要求が可能。
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