遠藤利
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/05/15 00:09 UTC 版)
遠藤 利（えんどう とし、1928年〈昭和3年〉4月24日[1][2] - 2025年〈令和7年〉3月1日[3]）は、日本の政治家。位階は従四位。
茨城県常総市長（1期）、水海道市（現・常総市）長（3期）等を歴任した。
来歴
茨城県出身[1]。東京医療専門学校卒業[1]。関東鉄道に入り、労働組合で活動し、委員長となる[1]、水海道市議を経て、1991年（平成3年）水海道市長選挙に立候補するも落選[4]。1995年（平成7年）に再び立候補し、現職を破って初当選する[4]。1999年（平成11年）と2003年（平成15年）に当選[4]。3期目途中の2006年（平成18年）に水海道市は隣接する石下町を編入し、常総市となり、引き続き常総市長となる。翌年の常総市長選挙に立候補したが落選した[5]。
2008年（平成20年）春の叙勲で、旭日中綬章を受章した[6]。
2025年（令和7年）3月1日、肺炎のため、茨城県取手市内の病院で死去した[3]。96歳没。死没日付で従四位に叙された[7]。
脚注
- ^ a b c d 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』90頁。
- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』73頁。
- ^ a b “遠藤利さん死去 96歳 初代常総市長 茨城”. 茨城新聞クロスアイ (2025年3月4日). 2025年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月18日閲覧。
- ^ a b c 『地方選挙総覧 <知事・市長・特別区長> 平成篇 1989-2019』74頁。
- ^ 『地方選挙総覧 <知事・市長・特別区長> 平成篇 1989-2019』73頁。
- ^ 「春の叙勲 国内の主な受章者と海外関係分」『朝日新聞』2008年4月29日、朝刊、32面。
- ^ 『官報』第1440号9頁 令和7年4月8日
参考文献
- 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
- 『地方選挙総覧 <知事・市長・特別区長> 平成篇 1989-2019』日外アソシエーツ、2019年。
- 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。
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