運指について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 05:39 UTC 版)
「練習曲 (ドビュッシー)」の記事における「運指について」の解説
初版の序文において、ドビュッシーは「指使いは自分で探すこと」と書いており、楽譜には運指は一切書かれなかった。そのため、日本では(作曲家の意思を「尊重」するためか)ヘンレ版とペータース版以外の大部分の楽譜には運指が書かれておらず、弾き手にとっては問題となる(2007年、ショパン社から運指付きの楽譜(ISBN 4883642445)が出版された)。だが、ドビュッシーは第6曲において「親指は使わないほうがよい」と発言しており(下参照)、序文と矛盾している。 なお、マックス・レーガーも、《左手のための4つの練習曲》において同様の趣旨の発言をしている。
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