連坐とは? わかりやすく解説

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れん‐ざ【連座/連×坐】

読み方:れんざ

[名](スル)

他人犯罪に関して連帯責任問われて罰せられること。累座。「贈収賄事件に—する」

同じ席に連なって座ること。

「—の輩(ともがら)、声をも一同に合はせ」〈申楽談儀


連坐

読み方:レンザ(renza)

犯罪刑事責任縁者などにまで及ぼす制度


連座

(連坐 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/22 14:41 UTC 版)

連座(れんざ、連坐とも)とは、刑罰の一種で、罪を犯した本人だけでなく、その家族などに刑罰を及ぼすことである。なお、江戸時代までは家族などの親族に対する連座は縁座(えんざ、縁坐)と呼称され、主従関係やその他特殊な関係にある者[注釈 1]に適用される一般の連座とは区別して扱われていた。


注釈

  1. ^ 事件を起こした者に家を貸していた家主や、事故を起こした荷車に荷物を載せていた荷主などがこれに該当する。
  2. ^ 北朝鮮の強制収容所で警備兵として勤務していた安明哲は、著書『北朝鮮 絶望収容所』(ベストセラーズ)および『図説 北朝鮮強制収容所』(双葉社)の中で、政治犯の家族が強制収容所に多数収容されていると記述している[要ページ番号]

出典

  1. ^ 滝川政次郎『日本法制史』第3版155頁。
  2. ^ ジュディス・ピーコック『10代のメンタルヘルス6 自殺』(大月書店) 47頁
  3. ^ 碓井真史『あなたが死んだら私は悲しい』(いのちのことば社) 178頁
  4. ^ 桜井信夫『ほんとうにあったこわい話2 おまえが魔女だ』(あすなろ書房) 68頁
  5. ^ 平野龍一『刑法総論I』、1979年、52頁
  6. ^ 川端博『刑法総論講義』、1995年、130頁
  7. ^ 平成10年11月17日最高裁大法廷判決
  8. ^ 陸戦ノ法規慣例ニ関スル条約・御署名原本・明治四十五年・条約第四号”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2022年1月31日閲覧。
  9. ^ Convention (IV) relative to the Protection of Civilian Persons in Time of War. Geneva, 12 August 1949. - 赤十字国際委員会(英語)
  10. ^ 戦時における文民の保護に関する千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ条約(第四条約) 昭和二十八年十月二十一日 条約第二十六号 - 防衛省自衛隊
  11. ^ 鈴木伸元『加害者家族』(幻冬舎[要ページ番号]
  12. ^ “加害者”家族の現実 失われる日常、自殺、退職、執拗な脅迫…広く親戚にまで影響 ビジネスジャーナル2014年10月9日閲覧。
  13. ^ 碓井真史『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』(主婦の友社) 118頁 
  14. ^ バス乗っ取り事件の犯罪心理:両親が謝罪文 新潟青陵大学大学院教授・碓井真史のサイト


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