連動装置の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 03:57 UTC 版)
連動装置の形式にかかわらず、連動装置には1種・2種・3種が存在する。1種は全ての装置を信号扱所から操作できるもの、2種と3種は転轍機などが現場扱いとなっているものを指す。 第1種連動装置 信号機、入換標識と分岐器の操作を、1箇所に集中させ、そこで設けられた信号てこと転轍機てこにより操作して、この2つのてこの相互間において連鎖を行う装置である。 第2種連動装置 信号機、入換標識の操作は、1箇所に集中させて、そこで設けられた信号てこにより操作し、分岐器の操作は、近傍の鎖錠できる転轍機で操作して、この2つの相互間において連鎖を行う装置である。 第3種連動装置 信号機、入換標識の操作は、1箇所に集中させて、そこで設けられた信号てこにより操作し、分岐器の操作は、近傍の鎖錠できない転轍機で操作して、この2つの相互間において連鎖を行う装置である。 連鎖の方法を組み合わせて、第1種継電連動装置、第2種電子連動装置などのように呼ぶ。
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