迷路学習
読み方:めいろがくしゅう
迷路外の刺激に基ずく学習(空間学習)、明暗を弁別させるなどの学習に迷路を用いるものである。出発点と目標点およびこれを結ぶ通路からなり、通路に選択点がある。正しい通路を選択し目標点に達する。迷路学習は、基本に、筋-運動感覚に基づく手がかり、あるいは空間場所に基づく目標指向性が関与すると考えられている。迷路は用いられる手がかりによって空間迷路と時間迷路に区別され、また構造によって廊下式、高架式、水槽式などがあり、研究目的に応じてさまざまな型の迷路が考案されている。迷路の型によりT-maze, Y-maze, E-maze, multiple T-maze, Biel maze, Lashley-Ⅲ maze, Hebb-Williams maze, Olton maze《Radial maze》等がある。
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