近年の注解書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 13:55 UTC 版)
宮内庁本の寒山詩を網羅し、注釈も詳しい近年の書籍として、入谷仙介・松村昂によるもの、久須本文雄によるものがある。両者とも宮内庁本を底本とし、収録詩は同じで、寒山306、豊干2、拾得55首である。各詩の通し番号まで同じである。 宮内庁本と比べ、これらの著作で寒山詩が2首多いのは、単に詩の区切りの問題。 拾得詩が7首多いのは、これらの本の通し番号の1,2は宮内庁本では1首であり、50-55の6首は五山本から採用しているためである。
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