軽種馬育成調教場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 22:44 UTC 版)
「軽種馬育成調教センター」の記事における「軽種馬育成調教場」の解説
北海道浦河郡浦河町にある競走馬育成施設。JRA日高育成牧場の中にあり、同牧場の敷地の大部分を占める。通常の調教以外にも、産地馬体検査の会場としても利用される。 施設の利用は、事前に施設の利用承認を受けた上で1日につき1頭1000円(芝2000mのコースを利用する場合のみ200円の追加料金が必要)を支払うことで、一般の牧場の競走馬でも可能(なお滞在馬房・宿泊施設等を使用する場合は別料金となる)。そのため近年では調教場の周辺に、主に1歳-2歳馬の育成を目的とした民間の育成牧場が数多く開設されるようになっており、その影響で1日あたりの利用頭数も平均で500頭以上にまで伸びている。 一方で本施設の存在は、自前で育成施設を持つ他地域の育成牧場にとっては商売の圧迫要因ともなることから、JRAが育成牧場で育成した馬を販売するJRAブリーズアップセールの存在と共に「民業圧迫」と批判されることもある。
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