軸飾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 22:00 UTC 版)
軸飾・軸荘(じくかざり)は掛物に敬意を表す取り扱いである。普通ならば床に掛ける掛物を巻いたまま床に飾りつけておき、席中で客からの所望に応じて掛ける。特に格の高い掛物(宸翰など)の場合はまたすぐに巻いてしまう。飾り方には流派や掛物の格に応じて差異がある。 名物の掛物ではあとから著名な人物による外題が付くことがあり、おそらくそれを見せるための外題飾という取り扱いが起源である。勅筆などを拝領した時点では外題はないはずだが、同じように扱うことで格別の扱いとしたものと考えられている。
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