軌道状態のエネルギー準位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/20 06:24 UTC 版)
「エネルギー準位」の記事における「軌道状態のエネルギー準位」の解説
与えられた原子軌道中の電子を仮定する。電子状態のエネルギーは主にその(負の電荷の)電子と(正の電荷の)原子核との静電相互作用によって決定される。原子核の周りの原子のエネルギー準位は、次の式で与えられる。 E n = − h c R ∞ Z 2 n 2 {\displaystyle E_{n}=-hcR_{\infty }{\frac {Z^{2}}{n^{2}}}} ここで R ∞ {\displaystyle R_{\infty }} はリュードベリ定数 , Z {\displaystyle Z} は原子番号, n {\displaystyle n} は主量子数, h {\displaystyle h} はプランク定数, c {\displaystyle c} は光速。典型的なエネルギーの大きさは 1 eV ~ 103 eV である。 リュードベリ準位は主量子数 n {\displaystyle n} にのみ依存する。
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