躑躅色とは? わかりやすく解説

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つつじ‐いろ【躑躅色】

読み方:つつじいろ

ツツジの花のような鮮やかなピンク色。紫がかった淡赤色

躑躅色の画像
#e95295/R:233 G:82 B:149/C:0 M:80 Y:3 K:0

躑躅色

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/13 14:02 UTC 版)

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躑躅色
つつじいろ
 
16進表記 #E761A4
RGB (239, 91, 156)
CMYK (0, 62, 35, 6)
HSV (334°, 62%, 94%)
表示されている色は一例です
躑躅色JIS慣用色名
  マンセル値 7RP 5/13

躑躅色(つつじいろ)は、躑躅の花のような紫味の鮮やかなピンクのこと。アザレアピンク。

概要

衣の色目としては古くから非常に人気があった。『うつほ物語』には「つつじ色の下襲」「つつじのこうちぎ」が登場している。『枕草子』にも、冬の下襲、春の汗衫の色目に躑躅が挙げられている。

襲の色目としては諸説あるが、表が蘇芳色で裏が萌黄、または、表が紅梅色で裏が青(緑)など、多くが赤系と緑系の組み合わせである。中倍が入る場合は、表が蘇芳色、中倍が白、裏が萌黄、または表が淡蘇芳、中倍が淡青、裏が淡青などがある。冬から春にかけて着用され、30歳くらいまで着られた。

女性の装束の襲の色目では、4月の衣として、上から表が紅で裏も紅・表が淡紅で裏も淡紅・表が上の衣より薄い淡紅で、裏も同じく上の衣より薄い淡紅・表が青で裏も青・表が淡青で裏が淡青・白もしくは紅の単衣(『満佐須計装束抄』)がある。

関連項目

参考文献

  • 福田邦夫『すぐわかる 日本の伝統色』東京美術 ISBN 4-8087-0784-5
  • 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN 4-87940-549-3
  • 長崎盛輝『かさねの色目 平安の配彩美』青幻社ISBN 4-916094-54-9

躑躅色

出典:『Wiktionary』 (2021/07/23 05:18 UTC 版)

名詞

つつじいろ躑躅

  1. 赤い躑躅つつじの花のような色。

翻訳




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