赤い×の表紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 23:37 UTC 版)
『タイム』誌の歴史の中で、人物や国の象徴などの上に大きく「×」が描かれた表紙が掲載されたことが6回ある。 1回目は1945年5月7日号で、アドルフ・ヒトラーの顔の上に赤い×が描かれていた。その3ヶ月後の1945年8月20日号では、日本の降伏と第二次世界大戦の終結の象徴として、日本の国旗の上に黒い×が描かれていた。現在までのところ、この雑誌で黒い×の表紙が使われたのはこの号だけである。 イラク戦争開戦後の2003年4月21日、サッダーム・フセインの顔の上に赤い×が描かれた号が発行された。2006年6月13日、米軍のイラク空爆でアブー・ムスアブ・アッ=ザルカーウィーが死亡したことを受けて、彼の顔の上に赤い×を描いた号を発行した。ウサーマ・ビン・ラーディンの死後の2011年5月2日には、彼の顔の上に赤い×を描いた号が発行された。2020年12月には、新型コロナウイルスのパンデミックによる世界的影響から、2020年を「過去最悪の年(The worst year ever)」と銘打ち、2020という数字の上に赤い×を描いた号が発行された。
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