資源・経済学・環境
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 23:04 UTC 版)
経済と資源の問題を考えたとき、資源が非再生可能資源と再生可能資源に大別される。 非再生可能資源:枯渇性資源のこと(石油、鉱山、(森林)) 再生可能資源:再生できる資源(漁場) 開発を進めていく上で直面する問題は何か?開発コストとか、人件費とか、さまざま議論があるなかで、環境経済学はさまざまな問題を提示している。まず、資源は有限であること。グレイ(1914年)とハロルド・ホテリング(1931年)は、枯渇に関する経済学を規定した。このなかでは、資源に関してオープン・アクセスの問題を孕むことを指摘している。また、カーライル(1954年)の資源埋蔵量に関する論文では、採取に関連する不確実性の問題を示している。また、H・S・ゴードン(1954年)による包括的な定式化においては、このオープン・アクセス問題が取り上げられ、資源の独占や再生可能資源の資源利用が定式化されている。
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