賀集珉平とは? わかりやすく解説

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賀集珉平

読み方かしゅう みんぺい

陶工淡路焼開祖幼名豊之助。庄屋三郎兵衛友治の子家業醤油醸造廃し製陶従事褐釉や白釉を創製し、藩主蜂須賀氏の賞をうける。更に官窯設け古染付絵高麗等の諸作品を製出した。特に黄南京手・京焼風色絵風が有名。和歌茶事和漢学も能くした。明治4年(1871)歿、76才。

賀集珉平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/30 05:38 UTC 版)

賀集 珉平(かしゅう/かしお みんぺい、1796年2月23日寛政8年1月15日)- 1871年8月27日明治4年7月12日))は、幕末から明治時代前期の陶芸家である[1][2]。名は惟一。号は勝瑞。姓は加集とも表記される[3]

経歴・人物

淡路に生まれ[2]、後に上洛して初代尾形周平に師事し陶芸を学ぶ[1]。その後故郷の伊賀野村に周平を招聘し庄屋を開き[1][2]、黄南京写や京焼風を元に釉薬を発明し新しい作風の陶器を製作した[1][2]。この焼風は現在の南あわじ市で制作される「淡路焼」と呼ばれ[1][2]、別名として「珉平焼」と呼ばれる事となった[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f 賀集珉平”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社)株式会社DIGITALIO. 2023年2月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e 賀集珉平”. デジタル大辞泉(小学館)株式会社DIGITALIO. 2023年2月1日閲覧。
  3. ^ 加集珉平”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社)株式会社DIGITALIO. 2023年2月1日閲覧。


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