貞心尼寂滅(明治5年2月 75歳)
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「貞心尼」の記事における「貞心尼寂滅(明治5年2月 75歳)」の解説
貞心尼は小出の西井口を慶応三年、70歳のときに訪れて、下記の歌を残していった。現在は不明であるが、西井口家に残る貞心尼筆の短冊(たんざく)を控えた記録が、松原啓作の研究録に残っている。 「小切に歌をかきたるもの同家蔵 不二 みるたひにめづらしきかなくもきりの たち居にかほるふしのすかたは 七十歳 貞心 」 明治五壬申二月十一日、孝室貞心尼寂滅。「辞世の歌は 来るに似てかへるに似たり沖つ波 たちゐは風の吹くに任せて であった。墓は洞雲寺裏山の墓地にある。」
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