議会場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/29 16:33 UTC 版)
ボウリュテリオン(bouleuterion)と呼ばれるギリシア式の議会場は、アゴラの西側にある長方形の建物である。紀元前3世紀に建てられたもので、紀元前5世紀からヘレニズム文化を受け入れていたモルガンティナが最も繁栄した時期にあたる。 建物は二つの部分に分かれている。壁で囲まれた前庭から柱廊を通って、講堂の東の壁にある出入り口に通じている。長方形の副次構造物が聴衆が座る木製のベンチを支えている。この構造物とつながった石の控え壁が、南側の擁壁を支えていた。 現在では基礎部分と講堂の南側の一部が残っているのみである。
※この「議会場」の解説は、「モルガンティナ」の解説の一部です。
「議会場」を含む「モルガンティナ」の記事については、「モルガンティナ」の概要を参照ください。
- 議会場のページへのリンク