警察内での連携
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 09:37 UTC 版)
2000年代後半からSATは、銃器使用の立てこもり事件において特殊犯捜査係(SIT)の支援を行っており、2007年4月には町田市立てこもり事件に警視庁SATが出動した。 さらに同年5月に発生した愛知長久手町立てこもり発砲事件では、愛知県警察のSITとともにSATが出動したが、事件を統括指揮していた刑事部捜査第一課との連携や情報共有の不足から、隊員1名が犯人の放った銃弾により死亡した。警察庁は、この事件を教訓としてSATを支援する特殊部隊支援班(SAT Support Staff、通称スリーエス)を創設した。これは、都道府県警察刑事部との連携や警察本部長の補佐、警察庁警備局との連絡調整を担当するとされる。
※この「警察内での連携」の解説は、「特殊急襲部隊」の解説の一部です。
「警察内での連携」を含む「特殊急襲部隊」の記事については、「特殊急襲部隊」の概要を参照ください。
- 警察内での連携のページへのリンク