謡曲「焼火山(しょうかざん)」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 04:12 UTC 版)
「焼火神社」の記事における「謡曲「焼火山(しょうかざん)」」の解説
別名を「雲上寺」ともいい、『新謡曲百番』に収録。この曲集は内藤風虎(義概)が寛永3年(1626年)、または寛文6年(1666年)以後、貞享2年(1685年)にかけて、江戸時代初期の番外曲の中でも比較的珍しい曲100番を集めて編纂したともさせたともいわれるもの。なお、当時の他の番外曲集に、別名を「焼火山」という「石神」なる曲が載せられており、作者付の『自家伝抄』に宮増作として「石神(いはかみ)」の曲が見えるので、宮増作あるいはその改作の可能性もあるが、「焼火山」の別名を持つ「石神」も宮増作の「石神」も現伝していないため3者の関係は不明である。
※この「謡曲「焼火山(しょうかざん)」」の解説は、「焼火神社」の解説の一部です。
「謡曲「焼火山(しょうかざん)」」を含む「焼火神社」の記事については、「焼火神社」の概要を参照ください。
- 謡曲「焼火山」のページへのリンク