調子丸古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/04 14:43 UTC 版)
調子丸古墳(ちょうしまるこふん)は、駒塚古墳の南約100メートルにある古墳。形状は円墳。斑鳩町指定史跡に指定されている。 古墳名は、聖徳太子の愛馬の黒駒を世話した「調子麿」を埋葬したという伝承に由来する(『大和名所記』、ただし古墳の築造時期には対応しない)。墳形は円形で、直径約14メートルを測る。墳丘表面では円筒埴輪・形象埴輪が検出されている。築造時期は古墳時代中期の5世紀中葉頃と推定され、築造背景の集落遺跡として酒ノ免遺跡が知られる。 なお、2000年度(平成12年度)の墳丘北側における発掘調査では、精巧な造りの土馬(時期不明)が出土している。
※この「調子丸古墳」の解説は、「駒塚古墳」の解説の一部です。
「調子丸古墳」を含む「駒塚古墳」の記事については、「駒塚古墳」の概要を参照ください。
- 調子丸古墳のページへのリンク