評価・登場作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 03:52 UTC 版)
「グナエウス・ポンペイウス」の記事における「評価・登場作品」の解説
プルタルコスは、3度目の凱旋式を迎えた時期のポンペイウスは「アレクサンドロス大王に匹敵する幸運を得た人物」であったが、それ以降の経緯により「癒しがたい不幸」を招いたと評した。 マルクス・トゥッリウス・キケロはティトゥス・ポンポニウス・アッティクス宛の書簡(紀元前48年11月27日付)の中で、ポンペイウスの死について、彼の状況を考えれば、こうなることは予想していたので、疑いなく受け入れられたといい、思い出の中の彼は私利私欲のない公明正大な人物だったと記している。 ポンペイウスはウィリアム・シェークスピアやバーナード・ショーらの劇作品で登場するものの、カエサルの敵役としての扱いに留まる。 18世紀の音楽家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルのオペラ《エジプトのジュリオ・チェーザレ》では、史実と異なり、ポンペーオ(ポンペイウス)を殺害したエジプト王トロメーオ(プトレマイオス13世)に対し、コルネーリアとセスト母子がチェーザレ(カエサル)とクレオパトラの協力を得て復讐を果たすという筋書きになっている。
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