訳語としての海尉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 16:58 UTC 版)
「海尉」という訳語は、翻訳家の高橋泰邦が帆船時代を舞台にした海洋冒険小説「ホーンブロワーシリーズ」(セシル・スコット・フォレスター著)を日本語に翻訳するに当たって、当時の軍隊の階級制度のあり方が現代のそれと大きく異なっていて「大尉」「中尉」などと呼ぶのが不適切であることに気づき、「Lieutenant」の訳語として造語したものである。 その後、オーブリー&マチュリンシリーズなど帆船時代の海洋冒険小説においても、「勅任艦長」(Post Captain)、「海尉艦長」(Commander)などとともに訳語として定着した。
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