規模・形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 09:10 UTC 版)
本形式古墳の特徴は、前方部の形状と規模は前方後円墳と比較すると小さく、どの墳丘も大体同じ大きさである。「概要」の項目での1の例が墳丘長136メートルである。前方後円墳のそれぞれでは規模の点をみても大きな差があるが、本形式古墳ではどの古墳をみてもほとんど差がないので、前方後円墳と本形式古墳は似て非なる性格をもつ古墳とみられている。 前方後円墳として築造が許されなかったという理解からすれば、大和政権の造墓規制が考えられる。 古墳出現前後期の円墳や方墳に小さな方形の突出部をもつ例(纒向型前方後円墳)があるが、それらは古墳の形式化以前のものとして区別される。
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