西遊記 (1978年のテレビドラマ)
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『西遊記』(さいゆうき)は、日本テレビ・国際放映制作のテレビドラマ。1978年から1980年まで、下記の2シリーズが断続的に制作・放送された。
注釈
- ^ 他にも作中では、釈迦如来を女優、観音菩薩を男優が演じ、一般に流布された印象とは異なる性別の配役がなされている。もっとも、仏教において仏は性別を超越した存在として位置付けられている。
- ^ 音楽を担当したゴダイゴも当初、同様の勘違いをしていた。タケカワユキヒデの楽曲「愛のフィーリング (Don't want to say I love you)」は、三蔵法師が女性であることに気づいて孫悟空が恋をしてしまった場面を想定して制作され、そのような展開は絶対にあり得ないという理由で採用されなかったというエピソードが、同曲を収めたアルバム『レナ』のライナーノートで紹介されている。
- ^ さらにテレビ東京の前身・東京12チャンネルも元旦に1964年製の中国アニメ『西遊記』を放送した。
- ^ トリピタカとは三蔵を梵語で表現したものである。
- ^ イギリスで未放送となったエピソードの英語音声の再録に際し、堺正章はイギリスに特別招待されてインタビューを受け、得意の如意棒アクションを披露した。当時は日本でのDVDソフトは発売されておらず、イギリスのファンとの交流サイトをきっかけに話題になった。
- ^ 夏目雅子は腎盂炎をわずらっており、この病気は尿意を我慢していると発熱を起こすとの症状があって、適切な水分補給と、頻繁にトイレに行く必要があった。
- ^ 堺正章の4曲のうち「SONGOKU」と「この道の果てまでも」、「今では遅すぎる」は劇中でも使われたが、ゴダイゴの「HAVOC IN HEAVEN」の日本語版である「20億年の暗闇」は未使用曲である。
- ^ 龍王の娘
- ^ 牛魔王の息子、紅孩児
- ^ 沙悟浄の前世の前世の父親
- ^ 西田敏行のスケジュールの都合である[9]。売れっ子俳優として多忙であった西田の登場シーンは、パート1でも別撮りや代役のアフレコがしばしばみられた。
- ^ ただし中国ロケシーンは多数のカットが用意されていたもののオープニング以外では使用されなかった。
- ^ 当時はフィルム撮影のため、音声はすべてのシーンでアテレコが行われた。
- ^ 他はドラマでは使用されずお蔵入りとなったが、このフィルムの一部がDVD-BOXの特典映像に収録されている。
- ^ このドラマが中華人民共和国中央広播事業局の協賛となったのは、1978年に日中平和友好条約が両国で結ばれたことに関係がある。
- ^ 山形放送のテレビ朝日系とのクロスネット局化に伴いテレビ朝日系番組の同時ネットへの変更(変更における次番組は『西部警察』)に伴う移行。山形テレビにおける日曜20時台はテレビ朝日系列フルネット化を行う1993年3月まで(『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の途中まで)日本テレビ系同時ネット枠となり、それまでネットされていたフジテレビ系番組(変更における前番組は『オールスター家族対抗歌合戦』)は1週間遅れの日曜11:00 - 11:54に移動した。
出典
- ^ a b c 岩佐陽一、大久保一光『日テレドラマ半世紀』日本テレビ放送網、2005年、157頁。ISBN 4-8203-9905-5。
- ^ 坪内祐三「酒中日記 第三六回」『小説現代』2010年2月号、講談社、479頁。
- ^ 『西遊記 DVD-BOX I』特典ディスク「西遊記スペシャル対談 前編」における堺正章が語る場面。および『西遊記 DVD-BOX II』解説・金澤誠の記事。
- ^ 夏目雅子伝刊行会 編『夏目雅子 27年のいのちを訪ねて』まどか出版、2001年、99頁。ISBN 4-944235-06-2。小達一雄の話として掲載。
- ^ Nolan, Micheal (2004年8月), “Monkey Magic”, Black+White (74号): pp.24-28。このオーストラリアの雑誌では日本からは西田敏行、イギリスからは孫悟空の英語吹き替えを担当したデイビッド・コリンズなどがインタビューに答えている。
- ^ “日本人の“西遊記愛”は中国人が面目ないと感じるほど=ドラマもアニメ映画も日本が世界初―中国メディア”. Record China (2016年6月11日). 2021年3月28日閲覧。
- ^ 「西遊記の舞台ウラ」『週刊TVガイド』1978年11月25日 - 12月2日号、東京ニュース通信社。
- ^ 月刊「QA」編集部編『よみがえれ!TVヒーロー』平凡社、1989年、113-120頁。ISBN 4-582-63009-X。
- ^ a b c 『全怪獣怪人』 下巻、勁文社、1990年11月30日、343頁。ISBN 4-7669-1209-8。
- ^ 高田純「中国共産党が放置するシルクロード核ハザードの恐怖」『正論』2009年6月号、産経新聞社。
- ^ 高田純「被災害学の専門家が寄稿 被害者100万人以上のシルクロード『核の砂漠』」『宝島』2009年7月号、JICC出版局、55-56頁。
- ^ 高田純「シルクロード『核汚染』を隠蔽し続けるNHKの大罪」『週刊新潮』2009年7月16日号、新潮社、44-47頁。
- ^ 『週刊TVガイド』の1978年11月25日 - 12月2日号の「西遊記の舞台ウラ」、そして『西遊記DVD-BOX II』の金澤誠執筆による解説記事、および『西遊記II DVD-BOX II』の特典ディスク「堺正章を中心に当時のスタッフが集う同窓会」のなかで証言されるなど、さまざまな資料で夏目が中国ロケに参加していないと記されている。
- ^ 『特撮伝記エンターテインメントの傑作『西遊記』、『西遊記II』が今蘇る!隔週刊 『西遊記 DVDコレクション』創刊』(プレスリリース)株式会社デアゴスティーニ・ジャパン、2022年7月19日 。2022年7月21日閲覧。
- ^ 隔週刊 西遊記DVDコレクション- デアゴスティーニ・ジャパン
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