西方での戦闘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/27 19:02 UTC 版)
「フランク・西ゴート戦争」の記事における「西方での戦闘」の解説
507年末までにクロヴィス1世はボルドーを占領し、ここで冬を越した。翌年、彼は西ゴート王国の首都トゥールーズを占領し、王の宝物を手に入れた。西ゴート宮廷はナルボンヌに逃れた。クロヴィス1世はこれも奪おうとしたが、ナルボンヌは山がちの地形に守られ堅牢だったので諦めた。代わりにトゥールーズとナルボンヌの間にあるカルカソンヌを包囲したが、これも失敗に終わった。東ゴート軍が現れてフランク軍を追い払ったからである。敗れたクロヴィス1世とフランク軍は、返す刀で当初無視していたアングレームを攻略した。東ゴート王国にこれ以上侵入されるのを避けるため、クロヴィス1世は占領した都市に多数の守備兵を置いた。
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