西廣寺とは? わかりやすく解説

西廣寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/16 23:15 UTC 版)

西廣寺

本堂と建設中の客殿
所在地 西宮市段上町3丁目2-3
位置 北緯34度46分17秒 東経135度21分49.2秒 / 北緯34.77139度 東経135.363667度 / 34.77139; 135.363667座標: 北緯34度46分17秒 東経135度21分49.2秒 / 北緯34.77139度 東経135.363667度 / 34.77139; 135.363667
山号 法輪山
宗派 高野山真言宗
本尊 大日如来
創建年 1785年天明5年)3月
文化財 大日如来(西宮市重要文化財)
法人番号 7140005016005
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西廣寺(さいこうじ)は、兵庫県西宮市段上町(だんじょうちょう)にある、高野山真言宗の寺院。山号は、法輪山。境内には水天宮が併祀され、清荒神清澄寺門戸厄神東光寺等と並ぶ、典型的な北摂地域の神仏習合寺院の一つである。

歴史

創建

西廣寺は、1785年天明5年)3月に石造地蔵菩薩が建立されたのを契機として創建された。地蔵堂は荒廃した後、1974年昭和49年)3月に再建された。

本尊

西廣寺の本尊は大日如来坐像。ヒノキ作り金箔仕上げの上に、金泥が施されるなど、後世にも幾つかの手が加えられている。 従来は1698年元禄11年)に、備前国庄田山朝日寺から移されたという伝承があり、その製作も鎌倉時代と伝えられていたが、像各部の質感、伏眼や頬の表現、衣紋の彫刻、等から考えて、今日では室町時代のものと考えられている。

阪神大震災とその影響

1995年1月17日早朝に勃発した阪神・淡路大震災は西廣寺周辺の地域に甚大な影響を与え、西廣寺でも本殿・客殿を含む、殆どの建築物が全壊に近い被害を受けた。西廣寺は、その後、10年以上をかけて寺院の再建に励み、2008年1月の段階では客殿の再建に力を注いでいる。

行事

毎年、正月の三が日は、同寺の名物として知られる「雨蛙」が無料で配布される。

文化財

市指定文化財

  • 大日如来坐像[1]

画像

アクセス

参考文献

脚注

  1. ^ 西宮市内の指定文化財一覧”. 西宮市 (2023年4月1日). 2024年10月4日閲覧。

関連項目

外部リンク





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