西南諸国との外交
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 09:23 UTC 版)
漢初の西南異民族国家として主要なものとしては夜郎、毋斂、句町を挙げることができる。その中でも夜郎は西南地域で最も広大な領域を有しており、現在の貴州、雲南及び四川南部一帯を支配していた。紀元前183年、趙佗が漢の攻撃を撃退すると、夜郎は支配下の西南異民族国家をまとめて南越国に帰順し、その関係は南越国の滅亡まで継続した。しかしこの帰属関係は極めて緩いものであり、直接に南越国の支配権が及ぶものではなかった。
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