表面汚染測定用サーベイメータ
表面汚染測定用サーベイメータは表面汚染の測定管理に使用される、アルファ線やベータ線を放出する放射性核種による汚染状況を調べるサーベイメータの別称である。ベータ線を検出するGM式サーベイメータ(汚染検査計)とアルファ線を測定するガスフロー式やシンチレーション式サーベイメータがある。これらは、原子力施設や非密封RI取扱施設等における汚染検査に欠かせない。また、放射性物質が施設から異常放出されたような場合の身体や環境の汚染の有無を調べる測定器としても重要である。 ベータ線の検出には大口径(50mmφ)のGM計数管が広く使われている。数は少ないが、さらに大面積のプラスチックシンチレータを使ったものやガスフローカウンタを使ったものもあり、広い範囲の汚染を効率よく調べる目的で使われている。ガスフローカウンタ検出器を用いたタイプの中には、アルファ線とベータ線の測定の切り替えができるものもある。
表面汚染測定用サーベイメータと同じ種類の言葉
このページでは「原子力防災基礎用語集」から表面汚染測定用サーベイメータを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から表面汚染測定用サーベイメータを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から表面汚染測定用サーベイメータを検索
Weblioに収録されているすべての辞書から表面汚染測定用サーベイメータを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から表面汚染測定用サーベイメータを検索
- 表面汚染測定用サーベイメータのページへのリンク