血涙 新楊家将
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 02:39 UTC 版)
「楊家将 (北方謙三)」の記事における「血涙 新楊家将」の解説
詳細は「血涙」を参照 前作から2年。陳家谷の戦いで楊業は戦死し、楊家軍は壊滅状態だった。生き残った楊六郎延昭、七郎延嗣は、父・楊業を見殺しにした宋に不信感を抱きつつ、妹たちと共に楊家軍の再編成を図る。そして、六郎延昭は母・佘賽花から父の遺品吹毛剣(のちに『水滸伝』で楊志が、『楊令伝』で楊令が所有することになり、楊家のシンボルとなる)を譲り受け、戦場に立つのであった。 一方、記憶を失った楊四郎延朗は、石幻果という名を得て、遼で耶律休哥のもと、軍人として新たな生活を送っていた。やがて、四郎延朗は、かつて自分たちを冷遇した祖国と遼、また血を分けた兄弟と今では父と同等に尊敬する耶律休哥、どちらを選択するべきかの選択を迫られるのだった……。
※この「血涙 新楊家将」の解説は、「楊家将 (北方謙三)」の解説の一部です。
「血涙 新楊家将」を含む「楊家将 (北方謙三)」の記事については、「楊家将 (北方謙三)」の概要を参照ください。
- 血涙・新楊家将のページへのリンク