蛇性の淫とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > 短編小説作品名 > 蛇性の淫の意味・解説 

蛇性の淫

作者峰原うらら

収載図書世にも妖しく恐ろしい雨月物語
出版社青春出版社
刊行年月2000.7


蛇性の淫

作者小島健

収載図書怪奇伝奇時代小説選集 14 累物語10
出版社春陽堂書店
刊行年月2000.11
シリーズ名春陽文庫


蛇性の淫

作者中村晃

収載図書怪奇幻想 雨月物語
出版社勉誠出版
刊行年月2005.11


蛇性の婬

(蛇性の淫 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/20 15:19 UTC 版)

蛇性の婬
監督 栗原喜三郎
脚本 谷崎潤一郎
原作 上田秋成
製作 大正活映
出演者 高橋英一
紅沢葉子
撮影 稲見興美
配給 大正活映
公開 1921年9月6日
製作国 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

蛇性の婬』(じゃせいのいん)は、1921年(大正10年)製作・公開、栗原喜三郎監督による日本のサイレント映画、長篇劇映画である。上田秋成の原作を谷崎潤一郎が脚色した作品として知られる。

略歴・概要

ハリウッド出身の映画監督トーマス・栗原こと栗原喜三郎が、横浜に撮影所を持つ大正活映で監督した1作である。上田秋成の18世紀の小説『雨月物語』のなかの一篇『蛇性の婬』を原作に、小説家で同社の顧問であった谷崎潤一郎が脚色した。同作は、のちに溝口健二が『雨月物語』中の他の一篇『浅茅が宿』の要素を加えて、1953年(昭和28年)、『雨月物語』のタイトルでリメイクしている。

主演の高橋英一はのちの岡田時彦の本名である。真女児を演じた紅沢葉子は同社に入社する前までは、浅草オペラに出演していたが、夫の獏与太平こと古海卓二とともに横浜に移った。鞍馬法師を演じた栗井饒太郎は、のちの映画監督の井上金太郎である。同様に後の映画監督の内田吐夢二川文太郎も競演している。

本作の上映用プリントは、東京国立近代美術館フィルムセンターに所蔵されておらず[1]マツダ映画社も同様である[2]大阪藝術大学の玩具映画プロジェクトもフィルム断片を所蔵していない[3]。現状では、いずれも鑑賞の不可能な作品である。

スタッフ・作品データ

キャスト

  1. ^ 所蔵映画フィルム検索システム東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年2月8日閲覧。
  2. ^ 主な所蔵リスト 劇映画=邦画篇マツダ映画社、2010年2月8日閲覧。
  3. ^ 収蔵フィルム目録、玩具映画および映画復元・調査・研究プロジェクト、大阪藝術大学、2010年2月8日閲覧。
  4. ^ Film Calculator[リンク切れ]換算結果、コダック、2010年2月8日閲覧。

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「蛇性の淫」の関連用語

蛇性の淫のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



蛇性の淫のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの蛇性の婬 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS