虛數單位とは? わかりやすく解説

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きょすう‐たんい〔‐タンヰ〕【虚数単位】

読み方:きょすうたんい

2乗して−1となる数のこと。記号iで表す。


虚数単位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/23 02:50 UTC 版)

複素数平面において、虚数単位 i は、原点中心の90°回転の作用を表し、2乗すると −1 になる。

虚数単位(きょすうたんい、: imaginary unit)は、2乗して −1 になるである:

i の平方根 i の複素数平面上における点
i の立方根iの立方根 3i の複素数平面上における点

一般化

ここまで複素数の虚数単位について述べてきた。複素数を一般化した二元数分解型複素数二重数についても、 j2 = +1ε2 = 0 を満たす(実数でない)要素を虚数単位ということもある。

脚注

  1. ^ a b 片野善一郎『数学用語と記号ものがたり』裳華房、2003年8月25日、60頁。 
  2. ^ a b クリフォード・ピックオーバー 著、根上生也・水原文 訳『ビジュアル数学全史 人類誕生前から多次元宇宙まで』岩波書店、2017年5月26日、54頁。ISBN 978-4-00-006327-2 
  3. ^ ポール・J・ナーイン『虚数の話』pp.270-271, 青土社、2008年。
  4. ^ 表実『理工系の数学入門コース5 複素関数』p.115, 岩波書店、1988年。
  5. ^ 岸正倫・藤本担孝『複素関数論』p.45, 学術図書出版社、1980年。

参考文献

  • ポール・J・ナーイン 著、久保儀明 訳『虚数の話』好田順治(監修)、青土社、2008年7月。ISBN 978-4791763962 

関連項目


虚数単位

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 06:59 UTC 版)

名詞

虚数 単位きょすうたんい

  1. (数学) 二乗すると -1 になるのうちの一方記号 i {/displaystyle i} で表される。電気工学では記号 j {/displaystyle j} で表される。

発音(?)

きょ↗すーた↘んい

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