藤紫・藤鼠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 02:36 UTC 版)
藤色よりもやや青みが弱く、紫みの強い色を藤紫(ふじむらさき)と呼ぶ。江戸末期になって藤色と区別されるようになり、明治期に流行色となった。化学染料で藤色を合成するようになってからは藤色よりもポピュラーとなった経緯があり、その染色が大正時代に流行したことから大正藤(たいしょうふじ)の別名もある。 藤紫は藤色・ウィスタリアと共にJIS慣用色名にも採用されている。 また、江戸時代に頃生まれた色名にやや紫がかった灰色の藤鼠(ふじねず)がある。
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