藤澤さなえとは? わかりやすく解説

藤澤さなえ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/18 23:45 UTC 版)

藤澤 さなえ
誕生 (1982-10-27) 1982年10月27日(41歳)
職業 小説家ゲームクリエイターテーブルトークRPG
言語 日本語
国籍 日本
教育 学士
デビュー作新ソード・ワールドRPGリプレイNEXT』(2004年)
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

藤澤 さなえ(ふじさわ さなえ、1982年[1]10月27日 - )は小説家ゲームクリエイターテーブルトークRPG『ソード・ワールド』『ソード・ワールド2.0』のリプレイ等を執筆している。

概略

大学在学中からグループSNEに所属し、2004年に『新ソード・ワールドRPGリプレイNEXT』(通称「ぺらぺらーず篇」)のゲームマスターとして抜擢された。前任者の秋田みやびは初心者と自称しつつもTRPG、GMに関してある程度のキャリアを持っていたが、藤沢はTRPG経験が少なくGMは全く初めての本当の初心者であった。さらにリプレイ開始当時は21歳と秋田より年齢も若かったため、シリーズ開始当初は監修の清松みゆきが後見人的位置についてサポートを行っていた。

新米GMにはシナリオを破綻させやすく難しいシティアドベンチャー要素にも意欲的で、プレイヤーの行動がセッションの展開を左右する、というTRPGの基礎に忠実なマスタリングを行う。その為、シリーズ開始当初はルールの運用やゲームの進め方で数々の失敗、熟練プレイヤーたちに振り回される展開となっていたが、シリーズが進むにつれGMとしての力量を上げ、シリーズ第2巻ではモケケピロピロを背景の小道具として活用・定着させるなど遊びを深化させ、続巻ではスケールの大きなキャンペーンやボードゲーム調のプレイスタイルをこなすほどになった。

これまでゲーム内では扱われなかった地域(ファンドリア・レイド)を初めてシナリオの舞台として取り上げたり、「ゲーム内で矛盾する設定が出たら、後付された方が優先される」という慣例を利用して、ワールドガイドに欠けた設定を補填する、使われる機会の少ない怪物を積極的に活用する、多くのオリジナルモンスターを創造するなど、確実に自らの個性を打ち出しつつある。近年では漫画も描く。

作風は着眼点・脱線・雰囲気など、あらゆる面で女性的なカラーが多く出ており、短編集ではこれまでのソードワールド小説とは一風変わった童話調の作品も書いている。

デモンパラサイト・リプレイ 剣神(ブレードデモンズ)① 継承者』には、実名公表でプレイヤーの1人として参加し、解説も執筆している。彼女の勘違い発言から「プレイヤーキャラクター全員が実の兄弟」という、世にも珍しいRPGリプレイが開幕する事となった。この他にも天然ボケ的な勘違い発言が多く、ぺらぺらーずリプレイ最終巻では「地上から100m上空は大気圏外」と発言してプレイヤーを爆笑させている。 『ソード・ワールド2.0』においてはプレイヤー視点からのリプレイシリーズ『たのだん』を執筆。同企画はドラゴンマガジン誌で連載された。

作品リスト

リプレイ(GM)

  • 新ソード・ワールドRPGリプレイNEXTシリーズ
  • ソード・ワールドRPGリプレイ・アンソロジー デーモン・アゲイン
  • ソード・ワールド2.0 リプレイ Sweets シリーズ
  • ソード・ワールド2.0 リプレイ ルーン・うぉーかーズ シリーズ
  • ソード・ワールド2.0 イラストレーターリプレイ ガレリア×ダンジョンズ
  • ソード・ワールド2.0 リプレイ 魔剣の島の駆けだし英雄シリーズ
  • ソード・ワールド2.0 リプレイ サウザンドブレイブシリーズ
  • デモンパラサイト・リプレイ ぬぎぬぎアクマとぱくぱくデーモン
  • デモンパラサイト・リプレイ 極道☆キラリ
  • ゴーストハンター13タイルゲーム・リプレイ 1000の部屋を持つ館

リプレイ(プレイヤー)

小説

出典

関連項目


藤沢さなえ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/12/27 00:56 UTC 版)

藤沢 さなえ(ふじさわ さなえ)





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「藤澤さなえ」の関連用語

藤澤さなえのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



藤澤さなえのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの藤澤さなえ (改訂履歴)、藤沢さなえ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS