藤木大地とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 藤木大地の意味・解説 

藤木大地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/21 04:49 UTC 版)

藤木 大地
生誕 (1980-01-17) 1980年1月17日(45歳)
出身地 日本 宮崎県
学歴 東京藝術大学音楽学部声楽科テノール専攻
ウィーン国立音楽大学大学院文化経営学研究所
ジャンル クラシックオペラ
職業 カウンターテナー歌手
活動期間 2003年 - 現在
レーベル ワーナーミュージック
キングレコード
事務所 AMATI
公式サイト http://www.daichifujiki.com/

藤木 大地(ふじき だいち、1980年1月17日 - )は、日本の声楽家カウンターテナー歌手。

来歴

宮崎県に生まれる。宮崎大学教育学部附属中学校合唱部に所属し、NHK全国学校音楽コンクール全日本合唱コンクールにおいて全国大会へ出場。宮崎県立宮崎大宮高等学校文科情報科に入学後はテノールとして声楽を始める。

東京藝術大学音楽学部声楽科をテノールとして卒業し、新国立劇場オペラ研修所第5期を修了。ウィーン国立音楽大学大学院修了。2003年に新国立劇場公演、オペラ『フィガロの結婚ドン・クルツィオ役でデビューする。その後の2011年、ウィーンへ留学をしていた際、風邪をひいたまま練習したことをきっかけにカウンターテナーへ転向した。

2012年、第31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクール英語版にてオーストリア代表として2年連続で選出、世界大会でファイナリストとなりハンス・ガボア賞を受賞。同年、第81回日本音楽コンクールにて優勝を収める。カウンターテナーの優勝は大会史上初であった。

2013年、ボローニャ歌劇場日生劇場にデビュー。ウィーン国立歌劇場と東洋人カウンターテナーとして初めて客演契約を結ぶなど、国際的に高い評価を得る。国内では主要オーケストラとの公演や各地でのリサイタルが人気を博す。

2017年、ウィーン国立歌劇場と3シーズン連続の客演契約を結び、アリベルト・ライマン作曲のメデアにおけるヘロルド役で、日本人カウンターテナーとして初めて同歌劇場にデビューし、4公演に出演する。キングインターナショナルよりファーストソロCD「死んだ男の残したものは」をリリース。

2018年、ウィーン国立歌劇場と4シーズン連続の客演契約を結ぶ。村上春樹原作の映画ハナレイ・ベイの主題歌『愛の喜びは -Plaisir d'Amour-』を担当。ワーナーミュージックよりメジャーデビューアルバム「愛のよろこびは」をリリース。

2020年には、自身が東京文化会館からオファーを受け、企画原案・主演を務めた新作歌劇『400歳のカストラート』を上演。

現在、洗足学園音楽大学客員教授。その他にも、東京藝術大学、横浜国立大学愛知県立芸術大学名古屋音楽大学などでアートマネージメントの講義を担当[1]

第19回松方ホール音楽賞受賞。第25回青山音楽賞青山賞受賞。

横浜みなとみらいホール初代プロデューサー。

脚注

出典

  1. ^ PROFILE プロフィール”. 藤木大地 | DAICHI FUJIKI OFFICIAL WEBSITE. 2024年8月25日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「藤木大地」の関連用語

藤木大地のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



藤木大地のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの藤木大地 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS