藤崎台駅
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藤崎台駅 | |
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ふじさきだい Fujisakidai |
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◄前原
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紫:藤崎台駅、桃:新津田沼駅、緑:津田沼駅 (当駅跡(紫)の北:京成バス「藤崎台」停留所) |
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所在地 | 千葉県習志野市津田沼 |
所属事業者 | 新京成電鉄 |
所属路線 | 新京成線 |
開業年月日 | 1953年(昭和28年)11月1日 |
廃止年月日 | 1968年(昭和43年)5月14日 |
藤崎台駅(ふじさきだいえき)は、かつて千葉県習志野市に存在した新京成電鉄新京成線の駅(廃駅)である。
概要
1961年(昭和36年)から1968年(昭和43年)までの新津田沼、藤崎台両駅が存在した間、隣の前原駅が分岐駅となった。当時の前原駅は2面3線の構造で、駅北側の踏切東側には、藤崎台方面への分岐線と推測される線路跡が、廃止後も残っていた。路線は津田沼方向へ単線並列で並走し、途中変電所のある辺りで分岐していた。現在は線路跡をなぞるようにして住宅が並んでいる。
近在には、京成電鉄の第二工場(現・イオンモール津田沼の場所)が1981年(昭和57年)頃まで存在し、当駅(および現在の新津田沼駅) - 京成津田沼駅間は京成電鉄に所属する第二工場への引込み線の扱いであったが、1987年(昭和62年)頃に新京成電鉄へ移管。旧第二工場内の藤崎台支線に相当する敷地(現:さくら公園)は、2003年(平成15年)に習志野市に売却するまで新京成が所有していた。
歴史
- 1953年(昭和28年)11月1日:京成津田沼駅への延長に際し、二代目新津田沼駅として開業[1]。
- 1961年(昭和36年)7月1日:ルート変更に伴い、三代目新津田沼駅(終着駅)が開業。二代目駅は藤崎台駅に改称[1]。
- 1968年(昭和43年)5月14日:四代目新津田沼駅(現駅)開業に伴いルート変更、藤崎台駅廃止[1]。
跡地
道路や住宅となっており、周辺も後々住宅地として区画整理されたため痕跡が全くない。
その他
「藤崎台」という地名自体は現存しないが、若干東側に「藤崎」という地名があり、京成バスの停留所として「藤崎台」が現存している[2]。
隣の駅
脚注
- ^ a b c d 塚本芳巳. “新京成電鉄と鉄道連隊” (PDF). 船橋市. 2021年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。 “駅の開業は2ページ、駅名改称と廃駅は3ページを参照”
- ^ “藤崎台 (ふじさきだい) 系統一覧”. 京成バス. 2023年8月30日閲覧。
参考文献
- 白土 貞夫『新京成電鉄 駅と電車の半世紀』2012年。ISBN 9784779117121。
関連項目
外部リンク
- No.11 平成8年5月15日号 失われた駅舎 〜藤崎台駅〜 - 習志野市シティセールスサイト
固有名詞の分類
- 藤崎台駅のページへのリンク