藤原 義久とは? わかりやすく解説

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藤原義久

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/24 13:18 UTC 版)

藤原 義久(ふじはら よしひさ、1939年1月 - 2025年6月3日)は、日本作曲家山形大学名誉教授

経歴

東京都出身。学習院初等科学習院中・高等科を経て[1]1962年東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業後、パリ国立高等音楽院で作曲を学ぶ。

学習院中・高等科教諭、山形大学教育学部教授、学習院大学文学部哲学科非常勤講師、聖霊女子短期大学非常勤講師、東北芸術工科大学非常勤講師、東京音楽大学非常勤講師を経て、山形大学名誉教授

2025年6月3日午後6時45分、東京都内の自宅で死去。86歳没[2]。没後、日本政府より従四位追叙を賜った[3]

作品

  • メッゾ・ソプラノ独唱、女声合唱、ピアノ(あるいは弦楽合奏・ピアノ・オルガン・打楽器)、語り手のための「マリア観音」
  • オペラ「紅の石」
  • カンタータ「いのちの樹」
  • ヴァイオリンの為の「シャコンヌ」
  • 室内楽の為の「プロアルテの餐宴」
  • 天台寺門宗総本山園城寺声明による男声合唱「法華懺法」
  • 男声合唱のための「四つの祈りの歌」
  • ソプラノ独唱、男声合唱、フルート、マリンバの為の『虫めづる姫君』(『堤中納言物語より』)
  • 男声合唱のためのアリオーソ『冬の樹』
  • 合唱オペラ「ピエトロの息子」
  • 女声合唱とピアノと鐘の為の「弔鐘が鳴って・・・」
  • 声とピアノの為の語り「奥の細道《夏・・・もがみ川》」
  • カンタータ「別れの時に〜雨あがりの夜のレクイエム〜」
  • 男声合唱・オーボエ・ピアノと語りとの為の「昔、ピエロの歌を・・・」
  • (編曲)四手のピアノ連弾と小管弦楽の為の「小組曲」(ドビュッシー)

著書

  • アードリアーンの音楽――ヨーロッパ芸術音楽の終焉(芸立出版)
  • ヨーロッパ芸術音楽の終焉 アードリアーンの音楽(彩流社、2018)※『アードリアーンの音楽』の増補新版

脚注

  1. ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “藤原義久|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2023年3月19日閲覧。
  2. ^ 藤原義久さん死去 作曲家、山形大名誉教授:北海道新聞デジタル”. 北海道新聞デジタル (2025年6月8日). 2025年6月9日閲覧。
  3. ^ 官報』(国立印刷局)令和7年7月14日付6頁



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