蒸気サイクル機関
熱機関において、作動流体は高熱源から熱エネルギーを受けて膨張し、熱エネルギーの一部を機械的仕事に変換したのち、残りの熱エネルギーを低熱源に放出してサイクルを完結するが、その間に作動流体が相変化をするものとしないものがある。蒸気機関や蒸気タービンの場合は相変化を伴う熱機関であり、作動流体である水を液体で、ボイラーに供給し、気体としてボイラーから取り出して動力を発生させる。水以外に水銀、ナトリウム、アンモニア、冷媒(フロンなど)などの相変化を使う機闘があり、これらを蒸気サイクル機関という。
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