ウェーバー:華麗なロンド「ざれごと」 変ホ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ウェーバー:華麗なロンド「ざれごと」 変ホ長調 | Rondo brillante "La gaiete" Op.62 | 作曲年: 1819年 |
作品解説
「舞踏への勧誘」の呼び名を持つ作品65の《華麗なるロンド》と同じ1819年に作曲された。同年、ベルリンで出版され、マイヤベーアに捧げられている。ドレスデンの宮廷のサロンで演奏するために作曲されたこのロンドは、オペラの作曲家として名高いウェーバーらしい、独特の華麗なピアニズムに溢れた作品となっている。全体は、「ABACABA」という典型的なロンドの形をとっている。ロンドの主要主題は、モデラート・エ・コン・グラツィアの変ホ長調。全体の中間に位置する「C」の部分では、主調の同主短調にあたる変ホ短調で対比を成す。ここでは、冒頭のロンドの主要主題も展開される。タイトルを裏切らない文字通り華麗なコーダにより、曲を閉じる。
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