英国到来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 14:27 UTC 版)
1824年の第一次英緬戦争の結果、現在のモン州を含む下ビルマは、大英帝国によって征服された。この戦争でモン族は英国を支援したが、その見返りとして、ビルマ敗北後のモン族による自治権を英国に確約させていた。英国の植民地政策が始まると、タイのタイ王国に移住していた数十万人のモン族が、大挙して母国ミャンマーへ帰国した。しかしながら、モン族の王国を再興するという英国の約束は果たされなかった。植民地時代、ビルマの首都として栄えたモーラミャインには英国系ビルマ人のかなりの人口があり、大規模な英国系ビルマ人コミュニティを擁した町の一角は「リトル・イングランド」と呼ばれていた。しかし、現在、ほとんどの英国系ビルマ人が英国やオーストラリアへ退去してしまった為、このコミュニティは漸減して一握りの家族になっている。
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